【絶学無憂】
老子は「学絶てば憂い無し」と弟子に言葉を残しました。
ヒトの脳は20歳代から徐々に萎縮していきますが、
知識を身につける学習のみで終わらず、
蓄積してきた知識をもとに思索を重ねて問いかけて、
意識の焦点を本質にあわせる学問を実践する人は、
脳の体積が萎縮してもなお、
認知機能を保持しているようです。
進化によってヒトへ与えられた大脳を、
生物としての自分自身を、
霊的な進化へ導く大脳の正しい使い方なのかも知れない。
霊的進化が進むにつれて、
煩わしい事象を憂うことがなくなることは明白な事実です。