まごころは神さまとともに育てる
『聖なる力とムドラ瞑想: まごころは神さまとともに育てる』は、心と体を調和させ、内的成長や霊的進化を目指すムドラ瞑想を解説した実践的なガイドブックです。
ムドラとは、サンスクリット語で「印」を意味し、手や指の特定の動作を通じてエネルギーを活性化し、心身のバランスを整える手法です。本書では、ムドラの生体反射のしくみを活用し、意識的に心と身体の状態を整えることで、人間力を高め、日々の生活の中で幸福感を増進する方法を提供します。
第一章では、人間の存在意義や人生の目的について、「私たちはどこから来てどこへ向かうのか?」という問いを深く掘り下げ、瞑想の本来の意義を明らかにします。第二章では、五本の指とそれに対応する自然界の五元素――地(薬指)、水(小指)、火(親指)、風(人差し指)、空(中指)――を通じてエネルギーの流れを調整し、心身の状態を整えるムドラ瞑想法を紹介します。それぞれの指が特定のエネルギーを象徴し、心の不安や怒りを和らげ、悲しみを癒し、コミュニケーション能力を高める効果があります。初めての方でも実践できる簡単な方法から始められるよう工夫されています。
本書には48種類のムドラ瞑想法が収録されており、それぞれにアファメーションを添えて、心と体の調和を促進する助けとしています。例えば、「クンダリーニムドラ」は「相対性を手放し、統合された魂へ」といった具体的な目標を示し、「ルドラムドラ」では「荒ぶる自我を本質へセンターリングする」と表現されています。これらの瞑想法は心の成長を支え、自己の魂を本来の状態へと導くことを目的としています。
ヨガや自然法則の探求を通じて、心と体を整えるための知見を深めてきました。本書の収益は、教育や人間力を育む活動に役立てられる予定です。
